戦後ではなく「新生国家日本の否定

今日の朝日新聞に載っていましたが,11月3日の「文化の日」を明治天皇の誕生日を祝っていた「明治節」という名称にに戻そうという動きがあるとのことです。

 

安倍君とその一味がやるのは徹底した戦前回帰なのですね。

 

ところが,ここでふと思い出しました。同じ朝日新聞ですが8月27日のオピニオン欄に「(あすを探る 思想・歴史)「戦後」とは何なのか 小熊英二」という意見が載っていました。

 

その要旨は,普通「戦後」と言えば戦争後10年くらいを指すものであるが,日本ではそれが70年も続いている。それは何故なのかというと日本の場合「戦後」とは「建国」を指すのだというのです。今の日本は大日本帝国が滅亡したあとの「戦後」に建国された国だと。

 

憲法を指す英語constitution(コンスティテューション)とは,「骨格」や「構成」という意味であり,国の設計図である。そして日本国憲法の前文は国民主権と平和主義の2つを基本として掲げている。その前提は戦争の惨禍の後に,この国は建国されたということである。今の日本国は新生国家である

 

条文で言えば第1条「主権の存する国民の統合の象徴としての天皇」と第9条「戦力放棄」である。したがって,この2条項の改正は国の骨格そのものの変更であり,この2条項の改正は「(新生)日本国」の存廃をめぐる闘争である。

 

また日本国が成立したのは東京裁判と日米安保条約が大前提である。東京裁判なしには日本国の国際社会復帰はなく,東京裁判と第9条なしに第1条の前提である天皇の存続もあり得なかった。そして第9条は米軍の駐留抜きに実在したことはない。

 

つまり「日本国」とは、第1条,第9条,東京裁判,日米安保の4つを柱とした体制である。(おぐま・えいじ 62年生まれ。慶応大教授・歴史社会学。『生きて帰ってきた男』『平成史』など)。

 

この意見は極めて優れています。「日本」をここまで明確かつ簡潔に述べた意見を私は知りません。また私は,ここまで明確かつ簡潔に「日本」を語ることはできません。

 

私は「誉めるべき人は誉める」と考えていますが「天才」と呼ぶことはまずありません。

 

ですが小熊氏は「天才」と言って良いというか,まぎれもなく「天才」です。

 

戦前回帰とは,小熊氏が指摘した「日本」の否定,大日本帝国,軍国主義の復活以外の何物でもないのです。そのことを明らかにする意見なのです。

 

大日本帝国は,明治の延長線上にあります。身分制社会であり,支配者層に生まれた人間はただ「生まれた」それだけで人を支配し,自分の利益のために人を死なせることさえ当然としてきました。

 

それで良いのでしょうか。私も50歳。人は年を取ます。年齢的に言っても私が戦争で死ことはないでしょう(もちろん私を殺すとなれば容易ではあるはずがありません。覚悟してもらいます)。

 

でもそれで良いのでしょうか。若い人たちにはもっと希望のある話をしたいですし,そうでなくては「新生国家日本」は滅んでしまいます。

 

命をかけなくても,たかが「投票」で変わるのですから,それくらいはやってみませんか。

所詮弾除け

少し前になってしまいましたが「戦争法」が成立してしまいました。安倍君たちは安全保障関連法などと言っていますが,これはまるっきりの嘘です。大嘘です。

 

ここでは詳しいことは書きませんが,安倍君たちが説明していた事態の中で,皆が何とかしなきゃと思うようなもの,日本人の保護や中国の脅威は個別的自衛権も含めてこれまでの法律で十分対処できます。

 

ですからあの出鱈目な説明でなるほどと思った時点でもう騙されているのです。というか騙されていることに何故気が付かない?

 

つまるところ安全保障関連法とは,これまで日本がやる必要がなかった又はやってはいけない事態で武力を行使でるようにするということ以外の何物でもありません。

 

実際に戦争を始めるのはアメリカですから,アメリカの戦争に加担するだけ。もっと言えばアメリカがやる戦争の下請けですよ。下請けならまだしもアメリカ軍は自衛隊を弾除け程度にしか考えていないでしょう。

 

当然です。自衛隊は戦争をしたことがないのですから。仕事に置き換えれば簡単に分かります。仕事をしたことがない新人をすぐに使えると思う人はいません。最初から使える人間なんている訳がないのですから。

 

アメリカ軍の弾除け。「戦争法」という言い方も生温いです。「弾除け法」。酷過ぎます。

 

もっとも安倍君の一味は後方支援とかも言っていました。ですが戦争における後方支援は,戦闘行為=直接の戦闘ではありませんが,戦闘行為を可能にするもの=支えるものです。ですから,後方支援というのは,間接的な戦闘で立派な戦争行為です。

 

後方支援とか言い,それが戦争だと考えない安倍君たちこそ平和ボケ。頭の中がお花畑なのです。ピヨピヨ。

 

むしろ後方支援の方が危ない。補給部隊は真っ先に攻撃されます。補給を断てば勝てるのですから当然でしょう。

 

それが分からない人は1か月と言わず10日間くらい,水も飲まず,食べ物も食べず,普通に働いてください。マラソンをしろなどとは言いません。そんなことをしなくてもまず死にますから。

 

安倍君に賛成する人には「死にたい人はどうぞ」としか言いようがありません。

シューズがない!

しばらく更新していませんでしたが,先週行ってきました。渡良瀬遊水地ハーフマラソン。シーズンインです。今年は秋がきちんと来たので季節的には良いのですが・・・

 

結果はこれ。

20150926

 

記録はすごく悪いです。何と1時間30分を超えてしまっています。暑い時期を超えた今,これじゃあジョギングに毛が生えた程度の速さという感じです。

 

ただ実際はここまで遅くはありません。実は,この日のスタートは5分遅れなのです。

 

何故かというとシューズを忘れたからなのです。

 

この日,会場には8時30分過ぎくらいには着いていました。そして,受付を済ませてゆっくりと準備をしていました。と言うかスマホでネット経由のラジオ聞きながら時間待ちをしていました。

 

そうしてスタート1時間前の9時15分過ぎになってから,さあ着替えをしようと思ってバッグを見たら。シューズがない!何で!

 

焦りまくります。良く考えると,その日の朝に準備をして新品のシューズの用意もしました。そこまでは間違いない。でも。入れ忘れた~

 

いや~もうシューズがなくては走れません。このまま走ろうかとも思いましたが,この日,履いていったのはサンダル。いくらなんでも無理。かといって走らないというのもあり得ません。どうすれば良いんだ?

 

じゃあどうする?はい。家に電話して持ってきてもらいましたよ。82歳の父に。こき使ってしまいましたね。後で埋め合わせをしなくては。何だか高くつきそうです。

 

何とか連絡を取ってシューズは持ってきてもらえることにはなったのですが,余りにも余裕をこいていたので,シューズがないのを分かった時刻が遅過ぎました。

 

もう間に合わない!まっ,でも良いか。

 

というのも,この日は疲労が溜まっていたので最初からそう速く走れないと思っていたからです。最初から自己ベスト更新は考えていませんでした。

 

ここのところ疲労が溜まっていて速いペースで走れていなかったのです。その状況を踏まえていたので,無理をしない範囲でできるだけ速く走れれば良いと考えていました。

 

ですから遅れたら遅れたでそれで良いと考えを変えました。考え方を変えてしまえば,かえって無理をしないで済むので良いかと。

 

実際,父は頑張ってぎりぎり時間前に来てくれたのですが,記録用のタグを付けたり履き替えたりするのが必要なのでスタート時間には間に合いません。手前で合流したので,スタート地点に行くまで5分はかかりましたし。

 

ですからもうみんな走り始めています。当然,走り始めは1人旅です。周りに人はいませんが,なぜかゼッケンを付けたランナーが1人走っているのですからかなり変です。さすがに恥ずかしかったです。

 

でも1㎞過ぎで最後尾にランナーに追いつきました。その後はどんどん抜いています。当然です。ペースが全然違うのですから。

 

最初のころは先行するランナーにぎょっとされました。何で,こんなランナーが後ろから来るのかと。これもちょっと恥ずかしかったですね。

 

でもマイペース,マイペース。最初のうち焦って速めだったので2㎞くらいでペースダウン。あくまで最後まで行けるペースです。かなり苦しいながらも何とか走り続けます。

 

先行するランナーをどんどん抜いて行きましたが,だんだんと人がまばらになってきます。それでも抜きます。

 

もう見てもしょうがないのでGPSも見ていません。あくまで体感で走りますが,最後まで走り切れる限界付近。もう一杯一杯でした。

 

平均心拍数も167を数え,最大心拍数(心臓の限界。死んでもおかしくない心拍数)の90%超え。苦しくない訳がありません。苦しいながらも何とか走り切ってゴール。

 

記録はどうで良いのですが,実時間でも1時間27分9秒。かなり遅いです。

 

途中で大きくペースダウンした去年よりも悪いです。まあしょうがないかと思ったら,あれ去年よりも良いですよ。これを書いている今分かりました。

20140930-01

 

GPSで確認したら大きな変動もなくきちんとペースを維持できています。そこも考えると去年よりも良かったですね。ただ疲労がかなり溜まっているのでそれは何とかしないと。

 

実際,今週は疲労感が強くて全然走れませんでした。予定の半分くらいです。土日もごろごろしていました。

 

調子が悪って,またやってしまいました。いつもこの調子です。我ながら馬鹿か!

 

でもまだ大田原マラソンまで7週間あります。いつも太田スバルハーフマラソンで4週間前に気が付いていたくらいなので今年は早めに気が付きました。さすがに私も学習しているのですよ。

 

今後は疲労を抜いて,まずは太田スバルハーフマラソンでは自己ベスト更新を狙います。それができないようでは大田原マラソンでは2時間50分切りに挑戦することもできないでしょう。

 

さすがに2時間50分ともなるとサブスリーよりもはるかに難しいことではあります。ですが挑戦だけはしたいところです。そうでないと気もち良くはしれませんし。今後の練習は距離を減らしてスピードを上げてみましょう。